こんにちは! お疲れ様です。
soratoumiです。
今回の話は『アドリブ』です。
そう、即興で自由にバックの伴奏(他の楽器の演奏)に合わせてメロディーを奏でて演奏することです。
今回はアドリブ超初心者の方へ向けた話を進めていきます!
まずは、アドリブができるようになったらどういうメリットがあるのか説明していきます。
(理論的な話は今回は抜きにします。)
アドリブのメリット
- 単純にかっこいい!
- みんなと即興で音楽を合わせられる喜びと快感がある。
- 耳とリズム感が良くなる。
- 他のスケールや理論を覚えたくなり向上心が芽生える。
- 自分でフレーズを作ったり、作曲もできるようになる。
以上がアドリブのメリットです。それぞれを詳しく解説していきます。
単純にかっこいい!
例えばお家で友達が遊びに来てるときに、「おまえギター何か弾いてよ!」って言われる場合があります(笑)。その時に適当に、ちゃららららん~って弾いたら、「えっ!お前今何弾いたの?」「うん、適当だよ。」「え~っ!なんで適当に弾けんの!?」
って言われたらかっこいいですよね(笑)。
また、バンド組んでいる場合、貸しスタジオとかで「じゃ~キーAのブルースで合わせようか」「OK!キーAね。」じゃらららら~ん ってできたらかっこいいですよね!
みんなと即興で音楽を合わせられる喜びと快感がある。
前項で話したようにバンドとかで仲間とアドリブセッションするのは単純にはたから見たらかっこいいですが、自分自身も喜びと快感に浸れます。
仲間とリズムを合わせながらアドリブすると仲間との一体感も生まれますし、ギターソロ弾いてるときは自分に酔えますし(笑)。
いいことだらけです。
耳とリズム感が良くなる。
耳が良くなりますね。聴音といいますか。後、リズム感もついてきます。
アドリブっていってもただでたらめに弾くのではなくて、自分以外の伴奏などに合わせないとだめですよね。みんなとリズムも合わせないといけないし、音も自分のギターだけが”おんち”になってても意味がないしかっこ悪いですよね。
今回は小難しい話はしませんが、要するに、アドリブをこなせば耳やリズム感が良くなるってことです。
他のスケールや理論を覚えたくなり向上心が芽生える。
アドリブが少し慣れてきたら、もっとかっこよくアドリブを弾きたいと向上心が芽生え始めます。
「なんか僕のアドリブはワンパターンだな。」「えっ、あの人のアドリブソロなんかかっこよく聴こえるぞ。どうやって弾いてんだろ?」「僕が知らないスケールとか弾いてんのかな?」「いろんなフレーズ弾いてるな。僕ももっとフレーズを覚えないといけないのかな?」
などなどいろいろ疑問や欲求が出てきてもっと上手くなりたいと思うようになります。
この時が次へのレベルアップの瞬間ですね。モチベーションも上がります。向上心が芽生えるわけですね。
※「耳コピ」についての記事は→ここから
自分でフレーズを作ったり、作曲もできるようになる。
アドリブができるようになるってことは、自分でフレーズを作ったりできるようになるってことです。
例えば、バンドでみんなで曲を作ったとします。「この部分のフレーズ考えてよ」「このギターソロの部分を作ってきてよ」と言われれば作れるわけです。(バックのコード進行にも合わせてアドリブができると仮定した場合です)
曲だってまるごと1曲つくれるようになります。『作曲』です。かっこいいですよね!アドリブって演奏しているときはその瞬間瞬間に即興で曲を作り出しているってことなんですよね。だから『作曲』も可能な訳です。
バンドで曲作る人ってギタリストが多いですよね。まさにいいことだらけですね。(^^)/
アドリブの初めは『ブルース』で慣れていくのが良いと思います!
アドリブの始め(入口)はシンプルな『ブルース』で練習していって慣れていくのが僕は良いと思います。シンプルって言っても奥は深いですけどね。アドリブを習得してきた人たちは始めの入り口はこの『ブルース』で練習してきた人が多いと思います。
僕が言っているこの音楽ジャンル『ブルース』は3つのコードしか出てこない、いわゆる3コードブルースですね。キーがAだったら(A7・D7・E7)の3つです。小難しい話はここで止めておきましょうね(笑)。この3つのコードだけでコード進行を作ったワンコーラス12小節で出来た音楽です。
昔の有名なアーティストで言えば、ロバート・ジョンソンとかB・Bキングとかスティービーレイボーンなどといった人たちがこの『ブルース』を中心とした音楽をしていました。グーグルやYouTubeなどで検索したらいっぱい出てくると思います。
この記事↓↓↓も参考にどうぞ!
この音楽『ブルース』、一つのスケールで弾けちゃうわけですよ!
そのスケールは「ペンタトニックスケール」といいますが、『ブルース』の伴奏に合わせて「ペンタトニックスケール」で適当にフレーズを弾くと、合っちゃうんです!かっこよく聴こえるんです。
なぜかっこよく聴こえるのかというと、小難しい話は無しにしますが、この「ペンタトニックスケール」は優秀なスケールなんです!だから初心者の方が適当に弾いても合っているように聴こえちゃうんです。
※「マイナーペンタトニックスケール」については→ここから
ですのでアドリブの最初の入り口はシンプルな『ブルース』を「ペンタトニックスケール」でフレーズを弾いて、耳に、自分が弾いている音が伴奏と合っている感覚を覚えさせるのが良いと思います。
それが出来てから小難しいスケールや理論などに進んでいく方が僕は良いと思います。
『ブルース』で「ペンタトニックスケール」の詳しいお話はこれから書いていこうと思います。(^^)
ありがとうございました!