ギターが大好きな皆さま、お疲れ様です!
soratoumiです!
今回は、「メジャースケールを覚えよう!」ということで、『メジャースケール』の効率の良い覚え方を紹介していきたいと思います。
以前に、「メジャースケールを覚えたら便利だよ!」みたいな記事を書かせてもらったのですが、
「メジャースケール」を覚えたらこんなメリットがあります!的な情報を中心に説明しただけだったので、今回は実際に「メジャースケール」の運指(配置)を覚えてギターで弾いていこうという趣旨です。
ちなみに、「メジャースケールを覚えたら便利だよ!」みたいな記事は↓↓↓こちらから。
第一段階としてまずギターで「メジャースケール」を弾けるようになりましょう!
「メジャースケール」の指板上での配置を覚えて弾けるようになって、耳にもなじませましょう!
『メジャースケール』のギターの指板上での全体図
まずは、ギター指板上でのメジャースケールの音の配置(並び)を確認してみましょう!
下の図は、1フレットから16フレットまでを表しています。これが全体図です。
「R」と示されているのは「ルート」のことです。要するに、このメジャースケールの「始まりの音」、「基準になる音」のことです。
この「R」=「ルート」の位置は重要です!後から説明しますね!
上の図のルート(R)の実音は「C」です。ドレミファソラシドで表わすと「ド」の音になっています。
ルートが「C」になっているメジャースケールは「Cメジャースケール」と表わします!
(※今回は小難しい理論の話は省きます。メジャースケールの配置から覚えましょう!)
『ギター指板上での実音の並びについて』の記事は→ここから
要するに、↑この音の並びを左右にスライド、ずらせば、「Dメジャースケール」にもなるし、「Eメジャースケール」にもなるということです!
どのキーでも上の図の音の並び方は一緒ということです!
『メジャースケール』を5つのブロックに分けて覚える!
メジャースケールを覚える時は、上の項の図のようにギター指板上全体で考えて覚えるのは至難の業です(××)
一番効率の良い覚え方は、メジャースケールを「5つのブロック」に分けて覚えていく、というやり方です。
まあ才能のある方々はこういうやり方じゃなかったかもしれませんが、僕は凡人ですので(笑)この覚え方でした
どういう風に5つのブロックに分けていくのかは↓下の図をご覧ください。
分かりますかね?5つの各ブロックに①~⑤と番号を付けています。
⑤のブロックの次はまた①のブロックが来ています。
スケールは順繰り順繰りになっているんですよ!
後から詳しく説明しますね!
上の図の「Cメジャースケール」の場合の①~⑤ブロックの振り分け↓↓↓
- ①のブロックは、開放弦から3フレットまで
- ②のブロックは、2フレットから5フレットまで
- ③のブロックは、5フレットから8フレットまで
- ④のブロックは、7フレットから10フレットまで
- ⑤のブロックは、9フレットから13フレットまで
上↑の形をずらせば他のキーにも対応できるので、「”C”メジャースケール」関係なく(キー関係なく)
各ブロック(①~⑤)を分けると下↓↓↓のような図になります!
※ちなみに、意味の分からない数字(度数)が書かれていますが、これは初心者の内はあまり気にしないでください。
気にするのは「ルート(R)」だけでいいです。(度数)に興味がある人はこの記事をご覧ください→こちらから
先ほど、スケールは順繰り順繰りになっているって述べたんですけど、詳しく説明すると、
①②③④⑤と並んでいるブロックポジションの⑤の次はまた①がくるんです!
そう!①②③④⑤ときたらまた①②③④⑤と続くわけです。
じゃあ①の前(左側)はどうなってるの?と思いますが、①の前(左側)は⑤になっているんです!
つまり、
・・・①→②→③→④→⑤→①→②→③→④→⑤・・・
と順繰り順繰りとなっている訳ですね!(^^)/
だからキーを変えても①②③④⑤は平行移動するけれども、順繰り順繰りになっているので何も問題はないんですね!(^^)
『メジャースケール』を左右にずらせばどのキーにも対応できる!
上↑の①から⑤のメジャースケールの各ブロックポジション(形、配置)を覚えれば、これを左右にずらすことで(スライドさせる)全てのキーに対応できるんですね!
重要なのは ”「R(ルート)」の位置も覚える”ということです!
最初の項でも述べましたが、「R(ルート)」の位置を意識することは重要で、これを基準にスケールを左右にずらすことによって他のキーにも移動できます!
例えば、
上↑で説明した「③のブロック」↓↓↓
↑ルートの位置が3つありますよね。
もし ”Aメジャースケール” が弾きたいんだったら、このルートの位置をギター指板上の「A」に合わせればいいんです!
もし ”Eメジャースケール” が弾きたいんだったら、このルートの位置をギター指板上の「E」に合わせればいいんです!
※補足 : 「ドレミファソラシド」は英語表記に直すと「CDEFGABC」になります!
ギターの場合「CDEFGABC」で覚えることをお勧めします!
詳しくはこの記事を参考にしてください→ ギターをずっとやっていくのに便利なこと『メジャースケール編』
ということはですよ、
各キーのメジャースケールが弾きたのなら、ギター指板上の実音(ドレミファソラシド = CDEFGABC)の位置を覚えないといけないということになりますね。
ちなみにギター指板上の実音の全体像(ドレミファソラシド = CDEFGABC)は下↓↓↓の図に表しています。
ちなみに、参考記事は下↓↓↓からどうぞ!
上は「CDEFGABC」の英語表記、下は「ドレミファソラシド」の表記です。
上も下も同じ”Cメジャースケール”です!
これを見てお分かりいただける通り、メジャースケールのルート(R)を実音の表記の位置に合わせるだけでそのキーのメジャースケールが弾けます!
先ほどの「Aメジャースケール」と「Eメジャースケール」の図を見てください。
「Aメジャースケール」のルート(R)が6弦の場合5フレットにきてますよね。
上のギター指板上の実音を確認したら、6弦5フレットは「A = ラ」になってますね!
「Eメジャースケール」のルート(R)が6弦の場合12フレットにきていますね。
上のギター指板上の実音を確認したら、6弦12フレットは「E = ミ」になってますね!
このような要領で、メジャースケールをずらせば(スライドさせれば)いろいろなキーのメジャースケールが弾けるわけです!
ただ、初心者の方には、上のようなギター指板上の実音の並び全体を覚えることはとても難しい(しんどい)ですよね。
ですので、初心者の内は、次の図↓↓↓のギター指板上のでの音の並びを覚えても十分対応できます!
実際に、最初に覚えるべき使用頻度の高い「③のブロック」と「①のブロック」は、ルート(R)が5弦6弦にあるので大丈夫!
でも、ギター指板上全体での音の並びも後々は覚えたほうが圧倒的に有利です。もっと上を目指したいのならですけどね!
まとめ
今回は小難しい理論は抜きにして、メジャースケールを覚えることに特化して記事を進めました。
メジャースケールは本当に音楽の基本スケールです。音楽の骨格みたいなものです。
もちろん、スケールとしてメロディを奏でることができますし、
覚えたらいいことだらけです。J-POPなんかはほとんどこのメジャースケールが基本になってメロディが構成されています。
他のスケールに関しては、このメジャースケールを覚えて応用したら、例えば、マイナースケールも弾けますし、「ファ」と「シ」を抜いたらメジャーペンタトニックスケールも弾けちゃいます。
ちょっと難しいですが、メジャースケールが分かっていれば曲のキーも探ることができます。
僕は初心者の頃最初に覚えたスケールは、アドリブがやりやすいマイナーペンタトニックスケールからでしたけど、メジャースケールも早く勉強しておけば良かったと思うぐらい重要なスケールでした。演奏的にも理論的にも飛躍的に進歩の速度が上がりました!
なので、初心者の皆さん、『メジャースケール』効率よく覚えていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました!