ギター大好きなみなさま、お疲れ様です!
soratoumiです。
今回はギター初心者が最初に覚えるであろう超基本的なコードの押さえ方の8回目です。
今回は『m7(b5)』コードです!
「これだけは最初に覚えておきたいコード」という記事に出てきたコードを主に紹介していきます。
超基本的なコードでも結構数多いんで「基本的なコードの押さえ方」シリーズとしてコードごとに分けてやっていきたいと思います(^^)♪
他のコードの押さえ方は→ここから
では、『m7(b5)』のコードをやっていきたいと思います!(^^)/
m7(b5) の押さえ方
「マイナーセブンフラットファイブ」と呼びます。
通常、m7(b5)の前には音名(アルファベット)が入ります。
(例) Am7(b5) D#m7(b) Bm7(b5) |
m7(b5) のフォーム
では、『m7(b5)』のフォームを見ていきましょう。
上の図↑のように、『m7(b5)』のコードの形は5弦ルートと6弦ルートの2種類が一般的です。
[人差し指、中指、薬指、小指はそれぞれ「人」、「中」、「薬」、「小」で表示してます。「×」が付いてる弦はミュート(音を出さない)という意味です。]
※ルートの位置は大切です!
左側5弦ルートの『m7(b5)』のルートは5弦の「人差し指」で押さえている位置です。
右側6弦ルートの『m7(b5)』のルートは6弦の「中指」で押さえている位置です。
ルートとは、そのコードの基盤、基準となる音のことです。
左側の5弦ルートの『m7(b5)』はルートが5弦2フレットの「B」の位置にあるので『Bm7(b5)』になります。
右側の6弦ルートの『m7(b5)』はルートが6弦3フレットの「G」の位置にあるので『Gm7(b5)』
になります。
このコードは平行移動して使える
この2種類のコードは指板上を平行移動して使うことができます。例えば、『Dm7(b5)』を弾きたいのなら、
5弦ルートの場合、ルートの位置が5弦5フレットの「D」になるようにコードごと平行移動(横にずらす)すれば『Dm7(b5)』になります。
6弦ルートの場合、ルートの位置が6弦10フレットの「D」になるようにコードごと平行移動(横にずらす)すれば『Dm7(b5)』になります。
ですので、このコードの形さえ覚えていれば、後はコードごと平行移動させればどんなルートの『m7(b5)』でも弾けるってことです。
と言うことは、平行移動させて弾きたい『m7(b5)』を探すには、指板上の音名(アルファベット)の位置(配列)を覚えないといけないってことです。笑
5弦、6弦だけでしたら↓下の図を覚えればいいと思います!
他のバレーコードも平行移動させて使うコードですので、↑上の図の音の配列を覚えていれば役に立ちます♪
※コードの平行移動をもう少し詳しく知りたい場合は↓この記事をご覧ください。
※「これだけは最初に覚えておきたいコード(後編)」→ここから
※指板上(フレット)の音の配列をもっと詳しく知りたい⇀ここから
m7(b5) を押さえている画像
↓実際に『m7(b5)』を押さえている画像です。
・5弦ルート『Bm7(b5)』
ルートの「人差し指」が5弦2フレット「B」の位置を押さえています。
後の運指は覚えた形の通りですね。
6弦と1弦はミュート(音を出さない)になります。6弦は「人差し指の先」を触れさせてミュートしてます。1弦は「小指の腹」を触れさせてミュートしています。
・6弦ルート『Gm7(b5)』
ルートの「中指」が6弦3フレット「G」の位置を押さえています。
後の運指は覚えた形の通りですね。
5弦と1弦はミュート(音を出さない)になります。5弦は「中指の腹」や「薬指の先」でミュートしています。1弦は「人差し指の腹」でミュートしています。
ミュートのやり方は→ここから
まとめ
以上で、『m7(b5)のコード』を紹介してきました。
他のコードの押さえ方は→ここから
他の「メジャーコード」や「マイナーコード」に比べたらあまり出てこないコードではあるのですが、結構 J-popとかでもちょこちょこ出てくるので覚えていた方が良いコードです。
前項でも説明しましたが、「Fの形のバレーコード」や「Bの形のバレーコード」と同じ原理で、『m7(b5)』も平行移動して使えるコードですので、形と押さえ方さえ覚えておけばどんなルートの『m7(b5)』も弾けちゃうのは便利ですよね。
※コードの平行移動をもう少し詳しく知りたい場合は↓この記事をご覧ください。
※これだけは最初に覚えておきたいコード(後編)→ここから
運指的には、コードチェンジでパっと押さえるのは最初は難しいかもしれませんが、慣れれば押さえやすくなるコードですので、あまり指に力を入れ過ぎないように練習していきましょう!
ご覧いただきありがとうございました!