ギター初心者、ギター大好きなみなさま、お疲れ様です!
soratoumiです。
今回はギター初心者が最初に覚えるであろう超基本的なコードの押さえ方の9回目です。
今回は『 dim 』コードです!
「これだけは最初に覚えておきたいコード」という記事に出てきたコードを主に紹介していきます。
超基本的なコードでも結構数多いんで「基本的なコードの押さえ方」シリーズとしてコードごとに分けてやっていきたいと思います(^^)♪
他のコードの押さえ方は→ここから
では、『 dim 』のコードをやっていきたいと思います!(^^)/
dim の押さえ方
呼び方は「ディミニッシュ」です。
通常、dim の前には音名(アルファベット)が入ります。
(例) Adim D#dim Bdim
dim のフォーム
では、『 dim 』のフォームを見ていきましょう。
上の図↑のように、『 dim 』のコードの形は5弦ルートと6弦ルートの2種類が一般的です。
(他の押さえ方もありますが今回は基本的なこの2種類の形を紹介します)
[人差し指、中指、薬指、小指はそれぞれ「人」、「中」、「薬」、「小」で表示してます。「×」が付いてる弦はミュート(音を出さない)という意味です。]
※ルートの位置は大切です!
左側5弦ルート『dim』のルートは5弦の「中指」で押さえている位置です。
右側6弦ルート『dim』のルートは6弦の「中指」で押さえている位置です。
ルートとは、そのコードの基盤、基準となる音のことです。
左側5弦ルートの『dim』はルートが5弦2フレットの「B」の位置にあるので『Bdim』になります。
右側6弦ルートの『dim』はルートが6弦3フレットの「G」の位置にあるので『Gdim』になります。
このコードは平行移動して使える
この2種類のコードは形はそのままで指板上を平行移動して使うことができます。例えば、『Ddim』を弾きたいのなら、
5弦ルートの場合、ルートの位置(中指)が5弦5フレットの「D」になるようにコードごと平行移動(横にずらす)すれば
『Ddim』になります。
6弦ルートの場合、ルートの位置(中指)が6弦10フレットの「D」になるようにコードごと平行移動(横にずらす)すれば『Ddim』になります。
ですので、このコードの形さえ覚えていれば、後はコードごと平行移動させればどんなルートの『dim』でも弾けるってことです。
と言うことは、平行移動させて弾きたい『dim』コードを探すには、指板上の音名(アルファベット)の位置(配列)を覚えないといけないってことです。笑
5弦、6弦だけでしたら↓下の図を覚えればいいと思います!
他のバレーコードも平行移動させて使うコードですので、↑上の図の音の配列を覚えていれば役に立ちます♪
※コードの平行移動をもう少し詳しく知りたい場合は↓この記事をご覧ください。
dim を押さえている画像
↓実際に『dim』コードを押さえている画像です。
・5弦ルート『dim』
ルートの「中指」が5弦2フレット「B」の音を押さえています。ですので、「Bdim」になります。
後の運指は覚えた形の通りですね。
6弦と1弦はミュート(音を出さない)になります。6弦は「中指の先」を触れさせてミュートしてます。1弦は「小指の腹」を触れさせてミュートしています。
・6弦ルート『dim』
ルートの「中指」が6弦3フレット「G」の音を押さえています。ですので、「Gdim」になります。
後の運指は覚えた形の通りですね。
「人差し指」で3本の弦(2・3・4弦の2フレット)をバレーしてるのがポイントです。
5弦と1弦はミュート(音を出さない)になります。5弦は「中指の腹」や「人差し指の先」でミュートしています。1弦は「人差し指の腹」でミュートしています。
ミュートのやり方は→ここから
まとめ
以上で、『dimのコード』を紹介してきました。
他のコードの押さえ方は→ここから
他の「メジャーコード」や「マイナーコード」に比べたらあまり出てこないコードではあるのですが、結構 J-popとかでもちょこちょこ出てくるので覚えていた方が良いコードです。
前項でも説明しましたが、「Fの形のバレーコード」や「Bの形のバレーコード」と同じ原理で、『dim』も平行移動して使えるコードですので、形と押さえ方さえ覚えておけばどんなルートの『dim』も弾けちゃうのは便利ですよね。
※コードの平行移動をもう少し詳しく知りたい場合は↓この記事をご覧ください。
運指的には、コードチェンジでパっと押さえるのは最初は難しいかもしれませんが、慣れれば押さえやすくなるコードですので、あまり指に力を入れ過ぎないようにゆっくり練習していきましょう!
ご覧いただきありがとうございました!